2015/04/13

Nexus7の画面が自動回転しなくなりました


お世話になります和泉字彫店です。

あらためて書くほどの事では無いのですが、ワタクシいろいろ首が回りません。

しょっちゅう首が回らなくなります。



そんなワタクシのNexus7(2013)は、この様に軽トラのダッシュボードに鎮座しておりまして現場へのルートトラッキング、簡易ドライブレコーダー、へっぽこナビとして活躍しております。
ポンコツ軽トラですので空荷だと酷い振動というより衝撃にさらせてています、ドラレコが常に緊急検出(事故検出)していると言えばおおよその見当がつくでしょうか。

そんなNexus7ですが、向きを変えても画面の自動回転をしなくなりました。





 実は、購入当初から稀に自動的に画面回転をしなくなる現象は発生していたのですが、縦方向/横方向の向きが決まっているアプリの使用後に発生しやすかったうえに、再起動で復旧していたので安易にソフトウエア絡みだろうと考えていました。
(手に持っている時は縦方向で使っているので単に気が付かなかっただけかもしれません。)



ところが、今回は全く自動回転しなくなり、ハード障害で有る事が確実になりました。
なのに、この個体は自分でLCDを交換しちゃっているので修理受付してくれるのかどうかわかんないなぁと思いながらネット検索してみたらセンサー関係のケーブルの接触不良が多発している様ではありませんか。 
ポンコツ軽トラの衝撃が大きな原因なんだろうと思います。

動作中に一瞬でも接触不良が発生すると、センサー絡みの諸々を復旧させるにはイニシャライズする必要が有るんでしょうね。
だから再起動するタイミングで復旧していたんじゃないだろうか・・・・と思ってます。





では逝ってみましょー♪






センサーの数値が上がってきているかどうかセンサーアプリで確認します。









加速度センサーは死んでます。







磁気センサーも死んでます。






照度センサだけが生きています。

照度センサーといってもカメラですね。

そのほかのセンサーは全て死んでました。

カメラのCCDは他のセンサーとは別基板になってますのでこれだけ生きているという事はやはりケーブルの接触不良の可能性は高くなりますネ。






では、裏蓋を開けます。





既に何度か開けていますのでラッチは緩くガバガバになっています。

なので爪をイヤフォンプラグの穴の付近に無理矢理差し込んでこじ開けます。







ムリムリムリってこじ開けて逝きます。








ムリムリムリ・・・・・









バカ、バカカッ、バカって開けて逝きます。








クリックで大きくなります

はい、開きました。
赤い丸で囲んでいるのがネットにアップされている記事に有った該当のコネクタです。






念のためにバッテリーのコネクタは外しておきます。





クリックで少し

このコネクタのケーブルを抜き差ししてみます。


しかし、電源を投入しても復旧しませんでした。


でも諦めるにはまだ早いです。

これはCPU基板側のコネクタですが、同じものがセンサが実装されている基板側にもあります。










クリックで

これがそうです。

バッテリーのすぐ近くにあるのでケーブルはクランク状に折り曲げられていてイロイロ負荷も掛かりそうです。

ではこちらも抜き差しやってみましょう。








クリック

ケーブルのロックを外して、スッと抜きます。









クリっk

挿入する時はケーブルに貼り付けられているマイラーシートをつまんでグイッとしっかりコネクタに挿入します。

しっかりしておかないと接触不良になりやすいと思います。たぶん。


で、外したロックを忘れない様に確実にしておきます。





これで電源コネクタを接続して電源投入し、起動後にセンサーアプリで確認してみます。




クリックで

あっ、ジャイロは復旧してる。





クリックです


加速度センサーも復旧してます。

その他のセンサーも全て復旧していました。

よがったよがった。。。。。






あとは裏蓋をパチパチパチパッチンと閉じて終わりです。


こういった接触不良の減少は再現が取れなくてモヤモヤした結果になる嫌ですよね。




【追記】

後日、往復で70kmほどの道程を走ってまいりました。
舗装が荒れた場所も有り、結構な衝撃を与える事になりましてbluetoothが途切れる事もありました。
なのでセンサーの状況を確認したところ、やはり照度をを省き全て死んでいました。

原因は同じコネクタの接触不良でした。

衝撃が来る度にデバイス内部のフラットケーブルが暴れてしまいる様です。

そこで、数年前にホームセンターで購入していたスポンジテープが倉庫から発掘されましたので防振用に貼り付ける事にしました。


クリックで大きくなります

これがスポンジテープ。

両面テープがついていて黄色い台紙を剥がして貼り付けます。

スポンジの厚さは2mm程度でしょうか。





このフラットケーブルと、コネクタに当たるようにスポンジテープを貼り付けます。






クリックで大きくなります

これは標準で貼り付けられているスポンジテープです。
ヘタっているように見えるのはLCDのコネクタ用のスポンジです。
3つのスポンジが貼り付けられていますが、全てコネクタに当たる箇所のみです。
たぶん、コネクタのロック機構の緩み止めなんじゃ無いでしょうか。



ですが、横向きにした状態で強烈な振動が掛るとフラットケーブル自体がつり橋のような状態で暴れてしまうと思いますので今回はケーブルも押さえて込んでしまおうと思います。



くり

ハイ。
コネクタ3つ分とケーブルをバッテリー付近で押さえ込む為のスポンジテープを貼り付けました。






クリックで少し大きくなります

CPU基板側のバッテリー付近にもスポンジテープを貼り付けます。

もっとコネクタに近い位置に貼り付けようかとも思いましたが銅箔との接点に障害を与えたくなかったのでやや離したところに貼り付けました。
まぁ、こちら側のコネクタでは障害が出ていないのでこれで良しとしましょう。



【追記】の【追記】

上記の状態で様子を見てみたところ、どうも調子が良くありません。

どうやら、コネクタ部分に余計な圧力を掛けてしまうとダメみたいです。

当たり前と言えば当たり前ですが。

最初からスポンジが貼られていれば、もう少し貼り付けたくなるのが人情・・・・なわけ無いですね 。



ボケてます

結局、スポンジテープはフラットケーブルの振動防止という事でフラットケーブルをバッテリーに押しつける様になる箇所のみに貼り付けました。

2,3日程キツイ状況で使い続けていますが今のところ調子が良さそうです。










よい子はマネしないようにね。 
ビンボ人のオッサンとのやくそくだよ。





墓石、記念碑、表札等の石材への文字彫刻に携わっています。
戒名等の出張彫り承ります。基本価格¥20,000~

和泉字彫店
高松市牟礼町牟礼3720-133
087-845-3871
090-2780-1671

0 件のコメント:

コメントを投稿