2015/12/18

年の瀬は夜間作業で

いつもお世話になります和泉字彫店です。

零細企業未満でその日暮らしとも云えるような当店では有りますが年の瀬が近づいてきますと妙に納期が重なってしまって首が回りません。
大きな設備と人員を用意してコンスタントに仕事を受注している大手で有れば効率的に作業をこなせるので安定しているんですよね。


そんな当店の今日の現場仕事はこちらです。



仕事場での出荷分が長引いてしまって既に日が落ちかかっています。
今回は尺角のお墓に戒名を2体彫り込まなければなりません。
久しぶりの夜間作業になります。


では、急いでいってみましょー

2015/12/01

高松市郊外の村墓地まで霊標の追加彫りに

いつもお世話になっています和泉字彫店です。

石材業界は一般の方にはあまり馴染みが無い業界だと思います。
いえ、馴染みが無いと云うよりも必要に迫られない限り関心を持たれない業界といった方が正しいかもしれません。
その石材業界の中でも文字彫刻専門の字彫り屋の存在を御存知の方がどれだけいらっしゃるか。

それが拙blogを始めたきっかけであります。

そんな理由で始めた宣伝能力が著しく欠如している拙blogを御覧頂いたのが今日のお客様です。

誠にありがとうございます。


到着しましたのは高松市郊外の墓地です。
 大きくはありませんが古くからの歴史の有る村墓地の様です。
ダートに軽トラを止めましたが、ちょっと斜めに傾いていてます。
路肩が緩そうなのでやや不安があります。

では、いってみましょう。

2015/11/21

1尺2寸のお墓の出張彫りに

いつもお世話になっています和泉字彫店です。
字彫り専門の当店の業務として多いのは新規のお墓の文字彫刻や追加彫りの文字彫刻となります。
既に建てられているお墓に追加で文字彫刻をする場合は石材業者さん(お得意様)が当店までお墓を解体して持ち込んで頂いたりしていますが、費用的に厳しかったり墓石を解体して持ち帰る事が難しい場合は現地へ出張しての文字彫刻作業をしています。


はい、本日は高松市内の墓地のこちらの墓石です。
画像では判りづらいですが1尺2寸の大きさがあり、道路から狭い通路を100m程登った所にあります。
重機は使えそうもありませんので持ち帰るとなると人海戦術を駆使しないと難しい状況にあります。
そんなわけで、出張彫りの依頼となったわけです。

坂道を苦労して機材を運び上げました。
では早速言ってみましょうー

文字の割り付けには十分配慮すべきだと思います

いつもお世話になります和泉字彫店です。


軽トラで10km程走ってまいりました。

本日2件目の現場作業はこちらになります。

では早速行ってみましょう。

2015/11/05

香川県善通寺市まで法名碑の現地追加彫りに

いつもお世話になります和泉字彫店です。

ワタクシ。香川県民で有りながら香川県の西の方、所謂西讃地区の土地勘がほとんど無いです。

今迄、あまり香川県の西の方に行った事が無いんですよね。 機会が無かったんですが。



そんなワタクシが到着したのはこちら、善通寺市の墓地です。

全てナビ頼りです。

安物タブレット端末のNAVIですのでしょっちゅうGPSロストしてあり得ない案内を繰り返すのですが、まぁ貧乏人のワタクシにはお似合いで有ります。

では早速行ってみましょう。


2015/10/26

高松市内の墓地に出張彫りに行ってきました

いつもお世話になります和泉字彫店です。
本日の出荷作業が早めに終わりましたので出張彫りに行ってきました。
早めに終わったと言え、既に14:00になっており、準備も有りますので急がないと夕方になってしまいます。

はい。

軽トラで16㎞ほど走りまして高松市内の墓地に到着しました。

辺りは民家に囲まれています。

遮蔽する為の構造物は見当たりませんので昔から有る墓地なのでしょう。

この8寸のお墓に彫り込みます。


2015/10/18

屋根付きのお墓の現場彫りに

いつもお世話になっています和泉字彫店です。

今日は秋晴れの現場日和ですよー。 

なので早速行ってみましょう。


やってまいりましたのは高松市内の村墓地です。
軽トラがやっと通れるぐらいの民家の細い路地を通って来ました。
時々ウォーキングや軽登山の方が通ったりするので軽トラは端に寄せておきます。
2WDですのでダートに乗り入れるのはちょっと怖いです。

2015/09/13

お彼岸を目前にして(2)

いつもお世話になります和泉字彫店です。

本日2件目の現場に移動しました。



高松市内の小さな村墓地にまいりました。

本日は作業はしていませんが、目下改装中のお墓です。

仏石は1尺3寸角になります。 結構大きいです。


では、作業開始です。

2015/08/07

灼熱の現場に(1)

いつもお世話になります和泉字彫店です。

永らくサボっていましたのでちょっと連投してみたいと思います。

お盆が差し迫まり、35℃越えの真夏日が続いていますが、本日は2件の現場作業が有ります。

早朝の気温が低い時に作業できれば良いのですが納品の作業が有り、既に強烈な気温です。

そんな中、高松市内の墓地にやってまいりました。



なかなかの傾斜です。この階段を登って道具を運び上げるのです。

連日、熱中症による死者の報がありますが、ワタクシ自身、数年前にココで熱中症になりました。

平衡感覚が無くなりふらつきだしたか思うと体が痺れて、目の前が暗くなり20分ぐらい動けませんでした。

水分補給をこまめに行なって対策しますが、つらい事には変わりはありません。
(水を一度に飲み過ぎると逆効果なんです 気をつけましょう)


灼熱の現場に(2)

はい。

本日、2件目の現場はこちらです。


軽トラで21km程走りまして、さぬき市の神社に到着しました。

2015/07/06

雨ニモマケズ、霊標の現地彫りに

いつもお世話になります、和泉字彫店です。
梅雨は過ぎている時期なのに連日雨模様で現場作業が滞ってどうしようもありません。
本日、 雲行きは怪しいですが雨は降らない予報ですので作業に向かいました。



高松市内の墓地に到着しました。

こちらの霊標に戒名を彫り込みます。


墓石の下台と霊標の間隔が狭く作業性はあまり良くないですが、なんとかなるでしょう。

2015/06/17

梅雨の晴れ間は現地彫りに(1)

いつもお世話になっています和泉字彫店です。
空梅雨がデフォルトの香川県ですが今年はなぜか雨ばかりで現場作業ができませんでした。

そんな中、本日は久しぶりの晴天に恵まれました。
明日からはまた雨天が続くらしいので今日中に3件の作業をこなす必要があります。





最初はコチラの永代供養墓です。

出発時間が遅かったので急がないといけません。



梅雨の晴れ間は現地彫りに(2)

いつもお世話になっています和泉字彫店です。

本日2カ所目の作業はコチラのお墓です。



8寸のお墓です。彫り込むのは竿石の右面となります。

竿石は芯石とか軸石とか仏石などとも呼ばれます。



では、時間も押してますので早速まいります。

梅雨の晴れ間は現地彫りに(3)

お世話になります和泉字彫店です。

本日3カ所目の高松市内の墓地に到着しました。
  

  
 
現時刻は既に17:10なんです。

まだ陽が落ちるには時間がありますがこの現場はチョットしんどいのです。

ここから100m程機材を運ばなければなりません。

作業が終わる頃には日が暮れている事は間違い有りません。






急いで機材を運びましょう。 暗くなります。

2015/06/15

Nexus7がQiで充電できなくなりました

いつもお世話になっています。

その日の作業を終えるとフッと電池が切れてしまうので困っている和泉字彫店です。

そんなワタクシが現場作業記録に購入したけれども只のMP3プレーヤーに成り果てているNexus7ですがQiで充電できなくなりました。




Qiに載せても充電対象機器の検出が上手く出来ずにオレンジLEDが点灯しなくなりました。
何度か乗せ直したりしていると検出してオレンジから緑LEDに変わり充電が開始されますが、いつの間にか緑LEDが消灯していて充電が停止されているのです。



スリープ状態でQiに載せて充電していても知らないうちに充電が停止してしまい、使おうとした時にはバッテリーが放電しきっているという状態です。

このデバイスですが、amazonで買った(中国かどこかの)中古品なんです。
日本向けの製品では無いので日本で修理受付してくれるかどうか分らないんです。
なので、自力で何とかする他有りません。(嬉々として)

2015/06/14

あじストーンフェア2015に行ってまいりました

いつもお世話になっています和泉字彫店です。

本日は、あじストーンフェア2015に行ってまいりました。

極めて営業力に乏しい当店がイベントに出展するなどという事はあり得ません、ただの見物です。

やはり彫刻品が目を惹きます、ひときわ異彩を放つ木村英二石彫氏の作品を御覧ください。


先ずは、かわいらしい感じのコレとか。

ちょっと、AA入っていそうですね。

2015/06/02

高松市内の墓地に霊標へ戒名の彫り入れ作業に

お世話になります和泉字彫店です。

本日は急遽現場作業をこなさなければならない事案が発生しました。


こちらの霊標へ戒名の彫り込作業です。


2015/06/01

御影石の墓石の改修など

いつもお世話になっています。
自らのポンコツ具合が切実になってきそうな状態でありましてどうにか改修したいと思っったところでどうにもならない今日この頃の和泉字彫店でございます。

大きくなります

はい。
古いお墓です。 石種は御影石です。本御影とも呼ばれます。
神戸市御影地方で採掘されていた石ですが現在は採掘されていません。
歴史のある石ですが、流通量は非常に少ないです。
一般に○○御影とか呼ばれる石材はこの本御影にあやかって付けられました。
現代であれば優良誤認とかで景品表示法に問われるのでしょうか。

そんなわけで、昔に建てられた御影石の大きなお墓の場合は痛んだ箇所を削って一回り小さいお墓に改修する事は結構よくあります。
 今回は、この大正時代に立てられたお墓の改修の文字彫刻作業を頂きました。



では、いってみましょー。


2015/05/30

永代供養墓の彫り込みに


いつもお世話になっています。和泉字彫店です。


今日は永代供養墓の彫り込みにまいりました。
ちょっと時間が無いので急いで作業しなければなりません。
幸いな事に彫り込む内容は没年月日と年齢だけなのですが戒名の四文字と俗名の四文字の朱色を除去しなければなりません。
差し引きゼロと言ったところでしょうか。





2015/05/19

坂出市まで法名碑への彫り入れ作業に行ってまいりました

いつもお世話になっています、和泉字彫店です。

基本的には当店は新規墓石への文字彫刻作業がメインでありまして、出張作業は少ないです。
ですので、いつも仕事場に引きこもってますので、たまにある現場作業は心ウキウキです。




そんなワタクシの今日の現場作業は香川県坂出市の墓地です。

東讃地区のワタクシ的には西讃に属する坂出市にはあまり来た事が無く、道もよくわから無い状態なので坂出市までちょっと楽しいドライブでした。

到着したのはこちら、年月を経て風情を醸し出しているお墓と比較的新しい法名碑が有ります。


今回のミッションは、法名碑への追加彫りでございます。




2015/05/16

高松市内の墓地へ霊標の追加彫りに


お世話になります和泉字彫店です。

今年は異様に雨の日が多くて現場作業が捗らなくて困っています。

えぇ。 私の人生どしゃぶりです。


そんな雨天の合間を縫ってやってきましたのがこちらです。
霊標に戒名を追加彫り致しますが、午前中に降った雨でまだ結構湿っております。


でも、翌日も雨なので今しか有りません。




2015/04/13

Nexus7の画面が自動回転しなくなりました


お世話になります和泉字彫店です。

あらためて書くほどの事では無いのですが、ワタクシいろいろ首が回りません。

しょっちゅう首が回らなくなります。



そんなワタクシのNexus7(2013)は、この様に軽トラのダッシュボードに鎮座しておりまして現場へのルートトラッキング、簡易ドライブレコーダー、へっぽこナビとして活躍しております。
ポンコツ軽トラですので空荷だと酷い振動というより衝撃にさらせてています、ドラレコが常に緊急検出(事故検出)していると言えばおおよその見当がつくでしょうか。

そんなNexus7ですが、向きを変えても画面の自動回転をしなくなりました。


2015/04/12

4月の海へ現場彫りに

お世話になります。 和泉字彫店です。



今日は現場はこちらの墓地です。

墓地のすぐ向こうは瀬戸内海です 。



小さいですが砂浜も有ってワカメを採っている人もいました。

なんか働きたくなくなります。 

残念な事に到着した時は天気が良かったのですがすぐ厚い雲が広がって暗くなってしまいました。





では、早速いってみましょう。



2015/04/10

新名石ですね


いつもお世話になっています和泉字彫店です。

blog更新中にPCが勝手に妙な動作を起こす事が多くなりまして何かタチの悪いマルウエアでも踏んでしまったのだろうかと心配していたらキーボードにジュースか何かをぶちまけていたらしく打鍵したキーとは全く違うコードを送っていたことが発覚しました。

ヨクアルコトデスヨネー。


クリックで少し大きくなります

はい。
こちら。新名石(しんみょういし)と呼ばれます、かつて香川県高松市の鷲ノ山で採掘されていました安山岩でございます。
とても歴史のある石材ではありますが現在では採掘されていません。
今回はこちらのお墓の追加彫りの作業を承りました。
昔は、花崗岩以外の墓石も結構見ましたが最近は本当に減りましたね。

では彫りますよー。



2015/04/09

ひげ文字の文字彫りなど


いつもお世話になっています和泉字彫店です。

とても久しぶりに更新しましたが、それではいけないと思いますのでリハビリを兼ねてちょっと連続投下してみたいと思います。



永代供養塔です。 正面にひげ文字で南無妙法蓮華経と彫ります。

文字はお寺様が書かれたものになります。

ひげ文字は「文字」というよりは宗教色の強いむしろロゴとも言うべきなものですので通常はお寺様が揮毫される事になると思います。

ですので、そのままでは刻字に適さない箇所を適宜修正する必要が有ります。





2015/04/04

ホイストを修理しました

お久しぶりです。 和泉字彫店です。

ポンコツ具合では誰にも引けをとらないと自負しているワタクシでありますが当店の設備も相当のポンコツであります。

そんな当店ですがこの度ホイストの修理をいたしました。

事の発端はお得意様がホイストを使って製品の積み下ろしをしている時に頓狂な声を上げました。


あ゛? あれれ? ホイストが勝手に走って行くぞ? おいおい!


なんだろう? と思いながら振り返ると操作もしていないのにホイストが製品をぶら下げたままで北の方向に動いてるでは有りませんか。

急いでホイストのブレーカーを切断して停止させました。


さっきコレが落ちてきたんやけど・・・・ と、おっしゃるお得意様の手にはズタズタに引き裂かれたVVFケーブルが有りました。

そろそろヤバいなぁとは思っていたのですが電源ケーブルの滑車が摩耗して機能しなくなりケーブルがホイスト本体に巻き込まれて千切れてしまったのです。
ケーブルが千切れた時に北方向に進む回路が保持されてしまった様なんですね。

電源関連は他にも摩耗が進んでいるところが有って、業者に修理を依頼していた矢先の事でした。

クリックで少し大きくなります


というわけで修理してもらいました。

高所作業車で修理中です。


2015/03/25

高松市内のお寺まで戒名の追加彫りで。

いつもお世話になっています和泉字彫店です。
本日は、仕事ではありません。
知人の依頼で高松市内のお寺の境内にあるお墓の追加彫りにまいりました。


きれいに掃除されている境内の中、対象となるお墓を探しますが見つかりません 。
決して広い境内ではないのですが、みっしりとお墓が建立されています。
それなりに数があるというか、密集しているので見つけづらいです。
昔、ウォーリーを探せって有りましたよね。 あんな感じです。

しばらくしてやっと発見しました。

こちらのお墓です。
お寺様に作業の挨拶をして準備に取り掛かります。
機材を一通り運び込みました。


2015/03/22

機材のメンテナンスとかをですね。

お久しぶりでございます。
忘れられた頃が更新時期」がモットーの和泉字彫店です。 

え~。 当店の設備とか機材はすべからくアンティーク品で構成されております。
その最たるものがワタクシ自身で有りますが単に年齢によるものだけではないポンコツ具合が自慢です。

で、今回は機材。 現場作業で使用する機材のメンテナンスです。

 はい。
電源が無くてもエンジンで動く現場作業用のコンプレッサーです。
以前エンジンのオイル交換を致しましたので今回はコンプレッサー側オイル交換に挑みたいと思います。
コンプレッサーはV型のレシプロです。
エンジンも単気筒のレシプロですので計3セットのシリンダーとピストンがある事になります。
もちろん、コンプレッサーはその名の通り圧縮しかしませんが。


2015/02/27

香川県さぬき市へ戒名の彫り入れに

いつもお世話になります。和泉字彫店です。


平成の大合併と言われまして日本全国の自治体が近隣の自治体と合併致しました。

当店もかくして高松市の一員に組み込まれたわけであります。

いや、なんの話なんだと思われるかも知れませんが、つまりですね。

実はワタクシよく判ってないんです。××と△△と□□の自治体が合併して○○市になったとか。

昔の自治体名で無いといまいち把握できません。困ったものです。

そんなワタクシの今日の現場は香川県さぬき市です。


名前は変更してます

 はい。


こちらが現場です。


個性的な行書体っぽい楷書体で彫られています。



では行ってみましょー。

2015/02/18

香川県三木町のお寺で現地彫り。

お世話になっています和泉字彫店です。

本日2件目の現地に到着しました。
1件目の現場で脱出不可能になりかけた為、やはり約束の時間には間に合わず5分程御得意様を待たせてしまいました。


クリックででっかくなります

ハイ。
こちらが本日2件目のお墓です。

○○家先祖代々之墓と行書体で彫られています。

香川県では行書体は比較的少ないですが、徳島県では古くから行書体が多用されてきました。

ただ、現在はコンピュータ化の影響か楷書体が多くなってきたと聞いております。




では早速作業開始です。

8寸のお墓への戒名の彫り入れに行ってまいりました。

いつもお世話になっています和泉字彫り店です。

本日は2件の現場作を行ってまいりました。



最初の現場は高松市内の霊園です。

こちらの霊園は全ての作業時に申請などが必要となります。

私営の霊園ではよく有るようですね。

戒名を彫り込むお墓はこちら、庵治石の細目のお墓です。

では、早速いってみましょう。


2015/02/04

今日は現場日和ですネッ(2)

いつもお世話になっています和泉字彫店です。

本日2件目の現場作業です。 
1件目の撤収作業が以外に手間取り予定時刻より遅くなってしまいました。
ウチは口径の太いエアホースを使っているんで本当に大変なんです。



そして次の現場はこちら高松市内のお寺です。

五輪塔ですね。

ワタシ、現地で五輪塔 に彫り込むの初めてなんです。

では早速いってみましょう。


今日は現場日和ですネッ (1)


お世話になっています和泉字彫店です。
一年の内で最も寒い時期でありますが何故か小春日和に恵まれ、現場彫り作業に行ってまいりました。


向かいましたるは高松市内の公営墓地です。

作業機材一覧 クリック

高松市内では最大規模と行ってもいい墓地ですが区画整備は良いとはいえず、通路も狭く障害物や石段が多い上にお墓までの距離も結構有りまして作業機材一式を運び込むのもかなりキツいものが有ります。ウチのように古くて重い機材を使用していると大変です。
では、早速作業にかかりましょう。


2015/02/02

お題目とか

いつもお世話になっています和泉字彫店です。

現場作業に偏った記事ばかりなのを反省している拙blogで有りますがネタにするだけの業績がないのが実情なのですスイマセンスイマセン。

先日、お題目についてのお問い合わせがありましたので、ちょっとだけ触れてみたいと思います。


和型のお墓の正面の文字は「○○家之墓」「○○家先祖代々之墓」と彫られている事が多いと思います。 
これが、夫婦墓や個人墓の場合になると戒名や姓名を彫ったりします。
 
他には宗派によって「南無阿弥陀佛」 「南無釋迦牟尼佛」 「南無大師遍照金剛」となる場合もよく有ります。

宗派による文字となると「南無妙法蓮華経」 「妙法蓮華経」です。
  
南無妙法蓮華経

これは「ひげ文字 」とよばれますが、正式な文字とはちょっと違います。
通常の文字では書家の先生が書く事が多いですが、ひげ文字に関しては基本的にはお寺様が書かれたひげ文字を使用します。
文字と言うよりも宗教的なロゴとでも言うべきなのでしょうか、詳しくは判りません。
その都度、お寺様が書かれる事もありますがそのお寺で受け継がれている書を用いる事もあります。
しかし、お寺様が特にこだわらない場合もございます。そんな場合は当店で用意できます。
左が当店で用いている書です。
書かれたのはお寺様では無く、書家の故安部杏邨先生です。
お寺様が書かれた沢山のひげ文字の中から安部杏邨先生が最も字が上手と思われる書に則って書かれています。
それを基に当店で彫刻用に最適化しました。