まるでルーティーンワークのような新規墓石の文字彫刻作業は面白みに欠ける気がするのでどうしても現場作業の記事に偏りがちな和泉字彫店です、いつもお世話になります。
お得意様より拓本を採るようにとの呼び出しが有りまして向かいました。
古いお墓です。
お墓に「○○家之墓」とか「南無阿弥陀佛」とか彫られている部分を仏石とか竿石とか芯石などと呼ばれますが、コレはその仏石を載せる台石になります。
石は御影石です。本御影ともよばれ古くから名を馳せた石ですが現在は採掘されていない貴重な石です。「○○御影」というのはこの御影石にあやかって名付けられています。