2015/02/18

8寸のお墓への戒名の彫り入れに行ってまいりました。

いつもお世話になっています和泉字彫り店です。

本日は2件の現場作を行ってまいりました。



最初の現場は高松市内の霊園です。

こちらの霊園は全ての作業時に申請などが必要となります。

私営の霊園ではよく有るようですね。

戒名を彫り込むお墓はこちら、庵治石の細目のお墓です。

では、早速いってみましょう。





はい、いきなりですが作業準備が完了した画像です。

軽トラが駐車出来る場所から階段を使って機材を運ぶのに手間取りまして撮影する余裕が有りませんでした。


まぁ、そういう事も有りますですはい。



彫ります。

彫ります。

がむばって彫ります。

場所がちょっと狭いですが

がむばって彫ります。



はい。

彫り終えました。

今回は4人目に彫り込みました。

彫り込む順番に規定は有りません、亡くなった日付順、世代順等が多いです。

今回はお若い方が亡くなられたようで、2体分のスペースを用意しました。





次は塗装工程です。

香川県では白色の塗装が多いのですが今回は紺色の塗装を施しました。

塗装をどうするかは地域や石材業者によって変わる事が多いです。

香川県では白色が多く関西(大阪)では黒色が多いです。



石材業者が墓相学に熱心であれば紺色とかを施主様にお勧めする事もあります。


白色と黒色は単に彫り込んだ文字を見易くする為ですが紺色には意味があります。


お墓を建てられた方の御名前に朱色を入れている事が多いですが、これは「生」の意味が有り、紺色は「死」を意味します。


これは風水の陰と陽で「陰が紺」、「陽が朱」ですので、亡くなった方は紺色、ご健在な方は朱色となります。





完成です。
片付け、掃除をして紺色の塗料が辺りに付着していないか良くチェックします。

紺色の塗料は結構タチが悪くて取り扱いは大変です。

塗料の隠蔽度が低く、何度も重ね塗りをしないと下地の石が透けて見えます。

重ね塗りを繰り返すと繰り返すと風により意外な所に塗料が付着している事があります

よぉぉく確認して付着した塗料はきれいに拭き取らねばなりません。



軽トラに機材を積み込み、撤収作業が終わりました。

次の現場に向かいます。

が・・・軽トラを後退させようとしても後退しません。右リアタイヤがホイールスピンしてしまいます。

時々、散歩をされている方がいらっしゃいますので道の端に駐車したのですが、落ち葉が厚く積もっているので良く解らなかったのですがどうやら路肩のダートになっている路面が緩いようです。

ちょうど、下り坂の頂上付近に駐車していましたので少し前進で下って車体を道の中央に移動させてコンクリート路面に移動すれば難なく後退出来るはずです。

坂をちょっと下り道の中央に移動しました。

後退します・・・・。


しかし、ホイールスピンがひどくて登れません。

積もっている枯れ葉が悪いのだろうと、枯れ葉を箒で掃いてみましたが、それでも登れません。

どうやら、コンクリートの路面の凹凸が大きくて左右どちらかのリアタイヤの加重が抜けてしまうようです。

デフロックでもあれば後退でも誉裕で登れる傾斜なんですが旧い2WDにはそんな装備はありません。

下り坂の先はポールが立っていて行き止まりになっています。

無理して登ろうとしてもズルズル滑って下に落ちていくばかりで数十分悪戦苦闘の結果、とうとう行き止まりのポールの前まで来てしまいました。

車を通れなくしているポールですが、これが着脱式で管理事務所から預かった他のポールの鍵と共用できたのでなんとか別の道に脱出できました。

ちょっと遠回りになりましたが良かった良かった。 

四輪駆動の軽トラが欲しいっす。


次の現場に急いで向かいます。 お得意様の待ち合わせの時間に遅刻してしまいます。





墓石、記念碑、表札等の石材への文字彫刻に携わっています。
戒名等の出張彫り承ります。基本価格¥20,000~

和泉字彫店
高松市牟礼町牟礼3720-133
087-845-3871
090-2780-1671




0 件のコメント:

コメントを投稿