先日、エンジンを換装したコンプレッサーの試運転を兼ねまして高松市内の墓地にまいりました。
9寸の竿石の追加彫り作業になります。
竿石に向かって左面にゴムシートを貼り付けて文字の所を除けます。
今回は2人目、つまり3人割りの真ん中に戒名を彫り入れます。
戒名を彫り込む順番に関して「決まり」というものは特にありません。
亡くなられた順番に彫り入れられる事が多いと思います。
ただ、御夫婦の順番では御主人様の方を先に彫り入れる事もよく有ります。
今回は、奥様の方が先に亡くなられましたので、2人目は御主人様の為に空白にしておいて、奥様を3人目に彫り入れたのです。
ゴム鎚で叩いてゴムシートと石の未着度を上げます。
準備完了しました。
コンプレッサーを始動します。
まず、イグニッションをオンにします。
このエンジンはセル付きなのですが、配線をしていませんのでセルで始動はできないのです。
次にチョ-クレバーを操作して混合器を濃くします。
チョークレバーはとても華奢なプラスチック製です。
ちょっと引っかけたり、乱暴に扱ったりすると簡単に折れてしまう事は間違いないです。
コワイヨネ。
チョークを絞めたらリコイルスタータ-のひもを引いてエンジン始動します。
エンジンが僅かとは云え大きくなっているし、圧縮比も高いのでリコイルを引くのに力が必要です。
まぁ。圧縮行程さえ確かめれほぼ一発で掛るので良いですが。
エンジン始動しました。
サンドブラスト開始しました。
はい、いきなりですがサンドブラスト完了です。
しっかり彫れているかどうかを確認します。
白色塗装をします。
完成しました。
撤収準備完了。
カエルヨー。
大きくなります |
帰り道の大通りの中央分離帯の植え込みにこんな注意書きが立ってました。
この付近に白い生えるキノコ(オオシロカラカサタケ)は有毒で食べると中毒症状を起こします。
持ち帰らないでください。
これ、うちの近くの空き地にも時々生えてきていますね。
中央分離帯に入ってまで採集する人がいるんでしょうねぇ。 当然、喰ってしまうと。
よおく見ると、2つぐらい発見しました。
持って帰るかと思いましたが交通量が多いので断念したのです。
で、換装したエンジンは全く問題ありませんでした。
ただ、燃費は悪いです。
圧縮機に対してエンジンが大きすぎる事が原因だと思います。
なので、エンジン側のプーリーをもう少し大きいものに交換し減速比を下げる事で圧縮機の仕事量を落とさずにエンジンの回転数を低く抑えると燃費も向上するんじゃまいかと思われます。
それより、ちょっと気になった事が・・・・・
圧縮機がアンロードになった際に吸気フィルターからオイルがかなり多く出てきてます。
弁とかピストンリングの摩耗じゃないかと思います。でも、結構高いんだよなぁ・・・・
動作音が大きく感じられていたのはエンジンだけではなく圧縮機に原因が有るみたい。
しばらくはエンジンの換装だけでいく予定だったので圧縮機まで交換するのは金銭的になぁ。
金銭的になァ・・・・・
墓石、記念碑、表札等の石材への文字彫刻に携わっています。
戒名等の出張彫り承ります。基本価格¥20,000~
和泉字彫店
高松市牟礼町牟礼3720-133
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