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逆光なのです |
本日は4年前に作業をさせて頂いた現場に参りました。
とても大きなセンダンが植えられている墓地です。
今回も霊標に追加彫りを行ないます。
そのセンダンですが前回に比べると一回り以上小さく、とてもスッキリとした様に見られます。
どうやら、枝が大幅に伐採されているようですね。
その為 、この様に盆栽の様な幹になるのでしょう。
お墓の正面はひげ文字で南無妙法蓮華経と彫られています。
機材を運び込みました。
戒名はこちらの霊標に彫り入れます。
既に彫られている戒名と戒名の間の空白部分に戒名を彫り入れます。
位置がズレない様にゴムシートを慎重に貼り付けました。
アルミ等でゴムシートの上から擦ると彫れている文字が見えてくるのです 。
文字の所を取り除いて周辺を養生をしておきます。
機材のセットアップです
先ずは圧搾空気のホースをひきます。
当店では太いホースを使用しているので長いと結構重く大変なのです。
50mちょうどでした。
機材のセットアップ完了です。
今回は箱形では無く新しく調達したシート方式の彫刻用機材を使用しました。
今回使用した機材は長尺物の作業をする為に購入したのですが霊標にも使えるのです。
結構高価だったのですがメーカーの謳い文句ほど作業性はよくないですね。
粉塵も結構出てきます。特に手を入れるところが大きな穴になっており吹き返しは多いです。
最も困るのは吹き付けるエアによってシートが引きつけられてブラストを邪魔します。
結構かさばるので持ち運びは不便ですが、その分容量が大きく粉塵密度が下がるのと遮光性が高いので中は見やすいですね。
一応、LEDライトが付いてますが、耐久性はちょっとどうかなぁ・・・
といった感じです。
では、コンプレッサーのエンジンを始動しましょう。
燃料コック開いて。
チョークを引きます。
スイッチオン。セル付きは楽で良いですね。
リコイルで5.5Kwの圧縮器を回すのは大変です。
彫り終えました。
では、片付けに入ります。
圧搾空気を使用した掃除機で砂を吸い取ります。
ゴムシートを剥ぎ取ります。
砂を吹き付けたところが文字の形に彫れています。
無塗装なので光の関係上、画像では見づらいですが。
文字彫刻作業完了致しました。
しっかり彫れています。
撤収作業にかかります。
お疲れ様でしたー。
墓石、記念碑、表札等の石材への文字彫刻に携わっています。
戒名等の出張彫り承ります。
和泉字彫店
高松市牟礼町牟礼3720-133
087-845-3871
090-2780-1671
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