お世話になっています和泉字彫店でございます。
本日は岡山県の水島まで 霊標への戒名の追加彫り作業で行ってまいりました。
高松市で石材字彫り業を営む当店ではありますがここのところ岡山県やら兵庫県など海外の作業がちらほら見られます。
お盆が過ぎ夏も終わりにさしかかろうかという時季ですが、どうも天候が不安定です。
天気予報も全くあてにならず雨と晴れと曇りが四時間ごとに入れ代わっている状況であります。
とは言え、期限が切られていますので少々無理を押してでも作業しなければなりません。
そんなわけで現地は晴れている事にしてパラつく雨の中、瀬戸大橋を渡ってゆくのでした。
瀬戸大橋を渡り終える頃には雲は切れて夏の日差し。
程なくして現地到着となりました。
コチラが作業するお墓になります。
画像では写っていませんが文字を彫り込むのは霊標になります。
では早速準備にかかりましょう。
気温が高い事と民家が近くにあるので埃の飛散を防ぐ為に文字彫刻用の箱を使用します。
では作業開始です。
がんばって彫ります
がむばって彫ります
必死で掘ります
がむばって彫りました。
あついです。
本当は曇り空ぐらいがいいのですが強い陽射しに腕やら顔やらが真っ赤になってヒリヒリしてます。
でもなんとか仕上げました。
霊標の見出しは隷書体の浮かし彫りです。
香川県でも30年ぐらい前までは隷書体が多かったと思います。
が、私はまだ仕事に就いていませんのでよくわからないのです。
ふとんとか座布団とか呼ばれますが、このお墓は布団が2枚重ねになっていて上側の布団に飾り模様が浮かし彫りで彫られています。
新しいお墓では布団自体が少なくなり、布団に模様を入れる事も滅多になくなりました。
この家紋はなんでしょうか・・・
初めて見ました。
近くに有るお墓も同じ家紋が多かったので親戚の方のお墓なのだろうと思います。
さて、後片付けをして引き上げます。
ひょっとしたら香川県は雨が降っているかも知れないなぁと思いながら瀬戸大橋に入ったとたん大粒の雨が降り出しました。
現地は晴れでよかったです。
【追記】
岡山県への出張作業に関しましては、移動に往復で1万円の料金が必要となります。
基本料金(¥20,000)+¥10,000=¥30,000~となります。
ですので、複数箇所や複数名を彫刻する場合等は価格的に割安になります。
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