雨が降ったりやんだりと全く予想のつかない日々が続いておりまして現場作業のスケジュールが全くたてられずに困っております。
本日も昼前から雨の予報だったのですが、昼前になるとそれまでの曇天の空が一気に晴れ上がりまして、ここぞとばかりに現場作業に出向いた次第でございます。
向かった先はいつもお世話になっている高松市のお寺です。
今日はこの永代供養と100m程離れた場所にあるお墓の2箇所作業を行いました。
本当はもう一箇所有るのですが既に14:00になっており今日はもう無理そうなので後日の予定にします。
時間が無いので急いで準備をします。
がむばって彫りました。
急いだので写真を撮る余裕がありませんでした。
サンドブラスト完了。
朱と黒色の塗装も完了。
写真では朱色に塗装された文字が見えませんが、これは先に朱色の塗装を行い、その後に黒色の塗装をしました。
その為、朱色を塗装した文字に黒色の塗料がかからない様にテープで養生をした上から黒色の塗装をしましたので真っ黒に見えるのです。
ゴムを剥がしてみるとこんな感じに仕上がります。
ちょっと見づらい(わざとです)ですが、お名前や戒名のお名前を意味する文字が朱色になっています。
普通、朱色の意味は、「お元気な方」を意味します。
お寺様からは、色付けにはそれほどの意味は無いので「どうでもいいですよ」とのお話をいただきましたが、現在で一般的になっています。
全く関係ないですが、こちらのお花は2/3を占める菊などが生花で残りの1/3のユリなどが造花です。
では、次行ってみましょー!
しっかし暑くなってきました。
急いで機材を運んでいるので暑さでクラクラしてきます。
こちらの墓所はとっても広いです。
作業もしやすいだろうだろうな・・・・
と、安易に考えていたら。
仏石の右面に戒名をほりこむのですがなんと右側が3.5m位の高さにの石垣になっております。
玉垣の上に乗れば作業可能ですがちょっとでもバランスを崩すと落下します。
どうにかならんでしょうか?
どうにもならんですよね?
仕方が無いので暑さでフラフラしながらもなんとかガムバッテ彫りました。
この長い石の上に乗って作業したのです。
本来なら砂埃を回収する為のブルーシートを敷くのですがスペースが全く無いので敷けません。
ムリに敷いたとしてもゴワゴワしているので足に引っ掛かってしまいバランスを崩して転落間違い有りません。
ブルーシートを使わないとなると、作業後の掃除に時間がかかります。
サンドブラストが終われば塗装です。
こちらは白色の塗装です。
同じ施主様のお墓が隣りにありまして、そちらが白色の塗装をされていましたので同じように白色となりました。
綺麗に仕上がりました。
では片付けに移りましょうか。
あっ、これは防塵マスク。 字彫り業者の必需品です。
サンドブラストでは研磨剤の砂埃が出てきます。
基本的には普通の砂埃と同じですが、間近で濃密な埃を毎日吸っていると塵肺になってしまいますので作業中は必ず防塵マスクをします。
マスクはフィルターで濾過している関係でかなりの吸入抵抗があります。
特に、夏場はマスクをしていると息苦しいです。
これは安物ですが電動ファン付きのマスクは楽なので人気が有ります。
東の空の雲行きが怪しくなってきました。
早く片付けをしないと雨に降られそうです。
急いで帰りました。
途中、次の現場作業の下見をしてきたので帰着時には真っ暗になっていました。
本日の摂取水分。
右から2本目はお寺様から頂いた物。
うれしい。
墓石、記念碑、表札等の石材への文字彫刻に携わっています。
戒名等の出張彫り承ります。基本価格¥20,000~
和泉字彫店
高松市牟礼町牟礼3720-133
087-845-3871
090-2780-1671
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