有るのは扇風機だけの和泉字彫店です、いつもお世話になります。
朝の高松港。
時代を感じさせる色あせ具合が現在の状況を訴える電飾看板の四国フェリーです。
先日、下見に伺った案件で玉野市へ戒名の彫り入れに向かいます。
ETCで高速道路と瀬戸大橋使って岡山まで移動するのが主流になって久しいですが玉野市で有ればフェリーの方が早くて楽ですね。
尤も、300kgぐらいの機材を積んだポンコツ軽トラで高速道路はキツイです。
待機場に軽トラを駐めて暫くするとフェリーがやって来ました。
車両は後方から上陸させる為、接岸する前に転回をします。
桟橋とフェリーの船体は数十cmの間隙しか有りません。
ホント、薄皮一枚といった感じの操船をしています。
キタキタ。
せつがんですよ。
ゴゴゴゴゴゴ。
ドドドドドド
迫力のあるところは撮り損ねましたが、なんかワクワクしますね。
えぇ。 小学生なんです。
乗船開始です。
出港しました。
船舶無線のワイヤーを張られている、この物体。
なにやらジェットエンジンの様な外観をしていますがジェットエンジンなわけはありません。
が、大量の空気を吸い込みゴオォォォーと大音量で唸っております。
エンジンの吸気口か? と思いましたがそれにしても大きいので機関室はじめ船内の換気用も兼ねているのだと思います。
デザインの為の設計と云ったところでしょうか。(そんな時代の設計)
本土が見えてきました。
フェリーは何事も無く宇野港に着岸しました。
宇野港から墓地まで走ります。
墓地の駐車場に到着しました。
ここから墓石まで80mちょいぐらいの距離があります。
気温35℃の中、機材を担いで、裏山を登るのです。
階段を登ります。
裏山を登ります。
簡素、というか雑な階段・・・では無くて滑り止めというか泥流れ止めというか。
墓石が通路を塞ぐように建てられています。
画像では落ち葉でよくわかりませんが左側の斜面の方向に崩れかけています。
足場が悪いので20kgぐらいの荷物を背負った程度でもふらついて滑り落ちそうになります。
熱いので特にフラフラになります。
斜めになっているので足を滑らして滑落しそう。
暑い。
ちょっと、休憩したい。
えぇ・・・っと。
こっちで良かったのだろうか?
あ・・・あの向こうだ。
もう少し。
やっと、到着。
でも、まだ機材は半分残っています。
正面の文字は薬研彫り(ヤゲンボリ)で彫られていますね。
2往復してなんとか機材搬入完了。
次は圧搾空気のホースを敷設するですよ。
通路をショートカットしてひきます。
あ、暑い。
アタマがボーっとしてきました。
50m巻きのホースは重いのですぐに体力を失います。
そして、必ずもつれてしまい、途端に気力が削がれるのです。
死にそう。
でも、もう少し。
なんとか、敷設完了しました。
作業に取りかかる前には。コレ。
とにかく、水だけは絶対こまめに忘れずに。
無糖の炭酸水がワタクシは好きです。
そしてコレ。
ヤブ蚊がすごいんです。
太巻きの蚊取り線香を持って来ましたが・・・・・
火の着き方、煙の出方が今ひとつでした。
ひょっとして去年買った製品だったので湿気ていたのでしょうか。
(緑の方が通常の蚊取り線香です)
ココに戒名を彫り入れます。
ゴムを貼り付けました。
既に彫っている文字が中央寄りになっていて位置調整が神経質でした。
文字の所を除去しまして。
密着を上げる為にゴムハンマーで。
叩くべし。
叩くべし。
準備完了。
彫りますよ。
サンドブラスト完了です。
仏石の上に載っている黒い物体は換気用ファンの鉛バッテリーです。
一次電池などもったいなくて使ってられません。
白色塗装しました。
周辺を清掃して撤収に掛ります。
フェリーの時間が迫っています。
乗り遅れると1時間待ちになります。
が。。。。
片付けに手間取ってしまってフェリーに乗り遅れてしまいました。
しかたが無いのでフェリー乗り場で時間をつぶしました。
汗まみれ埃まみれなので散策する気も起きません。
そして次便のフェリーに乗船後、駆け込んだのはこちら。
多くの場合、フェリーにはトラックドライバー向けに浴槽が設けられています。
でも、なぜ伊予(愛媛県)なのでしょうか。
連絡船でも無いし。 愛媛県の航路で就航されていた船体なんでしょうかね。
浴槽は清潔で、脱衣場はクーラーが設置されており、さっぱり快適になりました。
フェリー万歳。
高松港に接岸。
カエッテキタヨー。
墓石、記念碑、表札等の石材への文字彫刻に携わっています。
戒名等の出張彫り承ります。基本価格¥20,000~
和泉字彫店
高松市牟礼町牟礼3720-133
087-845-3871
090-2780-1671
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