こちらは永代供養の納骨塔となる五輪塔です。
全て庵治石の細目で構成されており、仏石の横幅は1尺4寸有ります。
これに、四方梵字を彫るのが今回のミッションです。
先ずは彫る梵字の位置と大きさを決めます。
九厘はこんな感じに決まりました。
笠はこんな感じ。
玉はこの位置です。
古代形の五輪塔なので下側がすぼまっており梵字は上がり気味に配置します。
仏石、竿石とか芯石とか軸石などと呼ばれる石はこの位置に決定。
この位置で前後左右の四方にそれぞれの梵字を彫ります。
基準となる垂直線と水平方向の中心線を出します。
前後左右の4面に同じ様にけがきます。
玉も同じ様に4面に基準線をけがきます。
かなり重いくせにコロコロ転がるので扱うのが面倒くさいです。
えええっと。
既に彫ってしまっています。
撮影するのを忘れていました。

右面はこんな感じです。
金色の塗装を施しています。
金箔を張り付けた方が派手で美しいですが金額的に塗装となりました。
こちらの御得意様は養生の為にゴムを付けたままで発送します。
なので、これで文字彫刻作業完成となります。
墓石、記念碑、表札等の石材への文字彫刻に携わっています。
戒名等の出張彫り承ります。
和泉字彫店
高松市牟礼町牟礼3720-133
TEL/FAX 087-845-3871
携帯電話 090-2780-1671
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