2016/05/31

コンプレッサーリフレッシュ①(エンジン換装)

元々品質がよくない上にあちこちガタがでているのでゴッソリ部品を交換したい和泉字彫店です。お世話になります。

現場作業で使用しているエンジンコンプレッサーは先代から使用していますので少なくとも20年以上前の機種になります。ですので、エンジンのコンロッドなどの主要構成部品の補修部品の枯渇が目立ち出しました。
そして近頃動作音が大きくなってきた様な気がしていましました。故障すると仕事に支障が出ます。

そんなわけで、暫く前から代替エンジンの物色をしていたのです。



はい、ヤフオクで手に入れたロビンEX35DSが到着しました。

いま搭載しているのがロビンのEY35Dですので、排気量で70cc、定格出力で3PS程強力になります。
新品という話では有りますが、正規の梱包はされておらず雑な木枠で送られてきました。

正確には木枠でも無くて簀の子に縁側用の椅子を被せただけなんですが。

セル付きで安かったのに負けたのです。









梱包を開けてみました。
今後、圧縮機を換装する事を念頭において大きめのエンジンにしましたが、寸法的にはほぼ同じかわずかに小さくなっています。
マフラーからの排気などを考慮すると横方向に少し広く、高さはグッと低くなった様に感じられます。
チョークレバーやスロットルレバーが剥き出しで簡単に引っかけてしまうのは大きな欠点ですね。最近の主流で販売されているのはエアクリーナーの位置や形状が変更されてレバー類を覆って引っ掛かりにくい設計になっているのです。











搭載されているエンジンを降ろしましょう。

Vベルトをはずしてボルト、ナットを外して。
今ではほとんど観る事のないサイドバルブのエンジン。
ちょっと寂しいですな・・・











はい。

もう、載っけてしまいました。

撮影してませんでしたので途中経過はナシです。










シリアルナンバーとか。


エンジン自体はごく初期に生産されたもので8年ほど前の製造年月日の打刻がありました。

このあたり、ヤフオク入手なのでかなり怪しいかも知れませんが仕方ないですね。







プーリーを取り付けました。

立て掛けてある定規を使ってエンジンと圧縮機のプーリの位置を合わせるのです。










位置調整が終わったのでVベルトを取り付けます。

JIS規格A型の2本掛けです。










Vベルトなどの回転機構部の保護用カバーは付けていませんがとりあえず動作の確認はしました。

実際の作業でタコメータで回転数と負荷を観察しながら運用法法を決定しようと思う。

黒のエンジンなのでカラーリング的には今ひとつぱっとしないですね




圧縮機に対してエンジンが大きすぎるのでバランスが悪いとは思いますが次回の現場作業が楽しみです。

とは云え、スバルも汎用エンジンからの撤退を正式発表してしまいまして寂しくなりますねぇ。

コンプレッサーリフレッシュ②(圧縮機換装) 

 


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