2015/06/17

梅雨の晴れ間は現地彫りに(3)

お世話になります和泉字彫店です。

本日3カ所目の高松市内の墓地に到着しました。
  

  
 
現時刻は既に17:10なんです。

まだ陽が落ちるには時間がありますがこの現場はチョットしんどいのです。

ここから100m程機材を運ばなければなりません。

作業が終わる頃には日が暮れている事は間違い有りません。






急いで機材を運びましょう。 暗くなります。






階段を突き当りまで上って行くと木々に生い茂っておりまして。

そこを左に曲がっていきますと。。。







なにやら小さな入り口らしきものがあります・・・・






中には数基のお墓がある墓所になっています。








コチラが本日最後のお墓になります。

12寸の庵治石の細目です。

昭和初期に建てられたものだったと記憶しています。







「○○家累世之墓」 と彫られています。

「家」の文字がちょっと面白いですね。「口」になっています。

稀に見られますが、これも筆写体なんでしょうか。

「世」 は異体字を使っていますね。
 







ゴムを貼り付けました。

かなり昔に彫った文字がおかしなレイアウトで彫っているので何人割りにすべきか悩みましたが、少々強引ですが5人割りで彫る様にレイアウトしました。









機材の準備完了です。

現在 18:17になりました。

撮影ではデジタル補正がかかって真っ昼間のように見えますが実際は既に薄暗くなってきてます。

なので、照明用のLEDライトをノズルに装着して夜間作業モードに。



彫ります。

薄暗くなってきましたがライトのおかげで何とか彫れます。

というか、彫るだけに関していえばライトさえ有れば周りが暗い方が砂が当っている場所の状態が良く見えますので逆に作業しやすいのです。







はい、字彫り作業完了致しました。


現時刻 19:00です。 

もう陽は落ちて暗いですが画像では補正がかかって昼下がりの様な明るさ。



急いで片付けをします。

すぐに辺りは暗闇に飲み込まれます。



ヘッドマウントライトを付けて辺りの掃除をしています。

墓地で頭に懐中電灯を挿してうろつく不審な男。

しかし、この安物ヘッドマウントライトですがしばらく使っていると何度も消えてしまいます。
電源を入れ直したりすると復旧しますのでCD-DCコンバーター回路内で接触が悪いところがあると思われますが修理できる様に設計されていません。

滅多に使用しないのですから、まぁ仕方ないですね。








蚊取り線香も、しっかり火を消して片付けますよ。


100mの長さの圧搾空気のホースをまとめるだけかなり体力を使います。




作業完了は20:10でした。


と て も つ か れ ま し た 。






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