2015/08/07

灼熱の現場に(2)

はい。

本日、2件目の現場はこちらです。


軽トラで21km程走りまして、さぬき市の神社に到着しました。





神社の参道の両脇には木々が植えられて木陰になっています。

先ほどの墓地と打って変わってひんやりと涼しい天国のようです。

気温が高い時間帯は、こちらの作業をすべきでした。

ちょっと後悔。








対象は、こちらの寄付板の左端の2枚です。

半年程前に当店で文字彫刻を承ったものです。

当初は年月日の記載は必要ないとされていたのですが、その後に施主様の考えが変わり、やはり必要だろうという事で現地にて彫刻をする事になりました。






寄付板は磨かれておらずサンダー仕上げになっています。

表面がザラザラしている場合は、そのままではゴムシートに付いている粘着剤では貼り付ける事はできませんのでゴム糊を石に塗ります。


ゴム糊を塗る事により表面の凹凸をゴム糊が埋めてしっかりとゴムシートが粘着する様になります。







ゴムシートを貼り付けます。

位置調整が結構シビアです。

文字と文字が互い違いになっている様にレイアウトされている場合もあるので後から彫り込む場合は気をつけていないと文字と文字が重なってしまいます。






もう一枚の報はこんな感じです。

寄付の金額が違うので板石の大きさも変わります。

それによって文字の大きさと位置も変わってきます。

それぞれにバランスが取れる様に配置します。

(大まかな位置は仕事場でレイアウトしてきているのです)





彫ります。

右に見えている板も10年ほど前に当店で手がけたものですが文字は神社の御大師様が書かれたものを彫っています。






2枚の板石が彫り終わり、黒色の塗装をしました。


涼しく、道具を運搬する必要の無い現場はだと疲れ方が全く違います。

片付けもスムーズに終わりました。



帰るヨー。





オマケ

本日の摂取水分量  500ml×5=2500ml=2.5L






墓石、記念碑、表札等の石材への文字彫刻に携わっています。
戒名等の出張彫り承ります。基本価格¥20,000~

和泉字彫店
高松市牟礼町牟礼3720-133
087-845-3871
090-2780-1671





0 件のコメント:

コメントを投稿