2015/11/21

文字の割り付けには十分配慮すべきだと思います

いつもお世話になります和泉字彫店です。


軽トラで10km程走ってまいりました。

本日2件目の現場作業はこちらになります。

では早速行ってみましょう。



今回は、戒名をお墓の左側面へ4人割りで2人目に彫り込むのですが、既に彫られている文字が2人目の枠にまではみ出して彫られています。
昔、といっても「昭和」の時代までぐらいですが、こんな感じで枠にとらわれずに伸びやかな文字を彫っている事は結構有ります。
したがって、隣に彫り込む場合は文字と文字を互い違いに食い込ませる様に配置する必要があります。そうしないと文字同士がくっついてしまって、みっともない事になります。
言葉では簡単なのですが、横方向の文字が干渉しない様に配置するには上下方向にずらすか、文字の大きさや形を変えて回避させる事になりますので、文字の上下の間隔や大きさがバラバラになったり文字をイビツにして誤魔化す事になります。面倒くさいですし後々良くないですね。





戒名間を大きめに開ける事で回避している事例も有りますが、そうすると3人目4人目の文字がきつくなったり、4人割りがいつの間にか3人割りになってしまっているという事例も見た事があります。

まぁ、昔はそんな事はあまり気にしなかったという事でも有ります。






はい、ゴムシートの貼り付け完了です。








サンドブラストの準備も出来ました。

ボックスの傾き加減がなにやら哀愁を感じさせられます。






彫り終わり、白色塗装をしました。

塗料がある程度乾燥するまでの間に周りの掃除をします。







作業終了です。

片付けをして帰ります。


オツカレ-。





墓石、記念碑、表札等の石材への文字彫刻に携わっています。
戒名等の出張彫り承ります。基本価格¥20,000~

和泉字彫店
高松市牟礼町牟礼3720-133
087-845-3871
090-2780-1671

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