2016/09/10

8寸のお墓へ文字の彫り入れに②

いつもお世話になります和泉字彫店です。

本日2件目の現場にまいりました。

目的のお墓を探しているのですが・・・・どこ?



どうやらアレっぽいです。

御得意様から伺った位置と微妙にズレた所にありました。










南無妙法蓮華経と彫られています。本日2件目の8寸のお墓です。

8寸というのはお墓のサイズを表します。南無妙法蓮華経と彫られている部分が8寸の幅なのです。

この横幅でお墓の大体のサイズが判ります。

撮影を忘れておりまして、もう既にゴムシートを貼り付け作業中ですが行ってみましょう。









彫る文字の所を取り除きました。

石が見えている所に砂を圧搾空気を使って砂を吹き付けます。

吹き付けられる砂は炭化ケイ素と云うかなりの硬度を持つ材質です。

砂が当たった所の石は割れていきますので文字の形に墓石が彫れるのです。











墓石にサンドブラスト用のBOXをセットして彫る準備が出来ました。

箱の黒い所から砂を吹き付けるホ-スを入れます。

右側にダラーンと垂れ下がっている物は集塵用のフィルタです。

サンドブラストでは細かい埃が大量に出ますのでファンで排気しフィルタで回収するのです。



墓石の上に載っているのは排気ファン用のバッテリーです。

この製品を購入した当初は単1のアルカリ電池 8本直列というみっともない方式だったのですが、以前に排気ファンを高回転型の強力タイプに換装した際に、より大容量且つ充電可能な鉛バッテリに交換しました。

すぐにヘタってしまう単1のアルカリ一次電池×8本と比べると充電できる鉛バッテリーは安くて頼もしいですね。


換装したファンの比較をしてみました。(旧:CNDC12B7  新:9G1212G101)


最大風量や定格回転数は3~4割増し程度ですが消費電力が2倍以上に増えております。
これは最大静圧が2倍近くに上がっている為だと思います。

まぁ、低速でユルユル回した方が効率は良くなりますが、高い静圧を有している製品の方が心強いですね。

実際に使った印象でも力強さを実感します。布製のフィルタが膨らんでいるのがその証左と云えます。

もっと強力なファンでも良かったのですがバッテリーの消費電力と 、何より価格が跳ね上がりますので・・・・






 彫り終えました。

しっかりと彫れております。







御得意様より、紺色の塗装が剥げだしているので再塗装をするようとの指示がありました。

紺色は何故か剥げやすいですね。









今回は建之者の方が亡くなられています。

紺色の塗料を乾燥させる時間で剥離剤を使って名前の朱色を除去しました。








ある程度時間が経ちましたのでスクレパーを使って余計な塗料を剥ぎ取ります。

紺色は遮蔽力が弱く、塗膜を厚くしないと塗装地が透けて見えてきます。

厚く塗装されている為に乾燥にも時間が掛ります。 

一晩ぐらい乾燥させたいですが現場作業では無理ですので生乾き状態での作業となります。

完全に乾燥した場合はパリパリと簡単に剥ぎ取れますが生乾きでは作業性がとても悪いのです。








上手く剥ぎ取れなかった塗料はラッカーシンナーで拭き取りました。

綺麗に拭き取れず、塗り広げてしまう様になってしまうのでかなりシンドイです。

なんとか、綺麗に仕上がりました。

左側が今回刻字をした戒名なのですが、右側の戒名の文字の方が太く見えます。

これは、紺色を再塗装した関係で文字のフチの部分に多く塗料が乗って滲んだ様に見える為です。





片付けをしてカエルヨー。




墓石、記念碑、表札等の石材への文字彫刻に携わっています。
戒名等の出張彫り承ります。基本価格¥20,000~

和泉字彫店
高松市牟礼町牟礼3720-133
087-845-3871
090-2780-1671


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