随分と更新をサボっていました和泉字彫店です。お世話になります。
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坂出市の墓地にまいりました。
こちらのお墓へ戒名の彫り入れを行ないます。
庵治石の細目(こまめ)のお墓です。
水鉢の家紋は丸に蔦です。
出紋(飛び出している)で浮かし彫りになっています。
竿石の右面二人目に彫り入れます。
位置決めをしてからゴムシートを貼り付けました。
次はサンドブラストの用意をします。
軽トラに積んだコンプレッサーからの圧縮空気のホースを引きます。
それにしても、不自然な程に暑いです。
汗だくになりました。
季節的には爽やかな秋のはずなのですが物凄く湿度が高く、蒸してます。
圧縮空気のホースをサンドブラスト機に接続しました。
これで文字を彫る準備完了です。
エンジンを始動します。
セル一発で始動。
コンプレッサーも快調そのものです。
サンドブラスト完了しました。
各文字を確認して。
しっかりと彫れています。
ここで、施主様が作業の様子を観にいらっしゃいました。
お話好きの方でした。
お墓とか、石材業界の今後とかを話題に暫し雑談されまして・・・・・
あろう事か!!
「御礼」 !!!
を頂きました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
「御礼」 を 頂いたからにはタダで帰るわけにはまいりません。
(そういうものでも無い)
既に彫ってある文字の塗装がかなり剥がれ落ちていていましたので同時に紺色を再塗装します。
発色剤のせいか他の色の塗料よりも紺色は剥がれ落ちやすいようです。
香川県ではお墓の文字は明るく見える白色が多いです。
紺色を入れるのは風水で紺色が「死」を意味しその対局で有る朱色が「生」を意味するからです。
ですので、お墓に彫られている亡くなられた方の戒名やお名前(俗名)は紺色を入れます。
御健在な方、例えば墓石のの建立者や生前戒名を授与された方の戒名の一部や俗名には朱色を入れます。
作業完了しました。
紺色の塗料は乾くのが遅くて余分な所を剥ぎ取るのが大変でした。
撤収作業に入ります。
ブラスト機のフィルターレギュレータにこんなに水が溜まっていました。
物凄い湿気だったんですねぇ・・・・・
撤収作業完了。
仕事場まで33km。のんびり安全運転でかえるよー。
お疲れ様でしたー。
墓石、記念碑、表札等の石材への文字彫刻に携わっています。
戒名等の出張彫り承ります。基本価格¥20,000~
和泉字彫店
高松市牟礼町牟礼3720-133
087-845-3871
090-2780-1671
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