2016/10/01

ブラストマシーンの不調とか

くじ運の悪さでは誰にも引けをとらない和泉字彫店です。いつもお世話になっています。




先日購入した現場彫り用ブラストマシーンです。

関西地方石材字彫り機材メーカーの雄、関西サンドの製品です。

旧機種の重さにネをあげて最もコンパクトな機種を買いました。
(そうです一番安かったんですよ!)

なんですが、どうも使い勝手が悪く、思う様に彫れないのです。







そこで、現場作業中によくよく見ていたらですね。
コンプレッサーの出力が0.65MPa有るのにレギュレータの出力側が0.38Mpaぐらいまでしか上がらないんですよ。軽く叩いてみたら0.42MPaぐらいになりましたが誤差の範囲ではないでしょうか?

エアが流れていない状態でこの数値ですから、実際にサンドブラストをすると0.3MPa程度にまで落ちてしまうのです。

取扱説明書の類いは一切ないのですが0.5~0.55MPaぐらいが適正圧なのでしょう。


低い圧力でも、時間は掛りますが彫る事は可能です。

しかし、圧力が低いとブラストの威力が落ちるので薬研が思う様に立たないんですね。

いや、立たない事はないのですが低い圧で彫った時、独特の様相を呈します。

ブラスト屋が見ての話なので御得意様や施主様が気付かれる事は無いと思いますが。

なので、ちょっと診てみました。




圧力調整ノブを回してみますが0.4MPa以上上がりません。


コツコツと軽く衝撃を与えて見ると0.43MPaぐらいまで上がりましたが、もう無理です。







圧力調整が上手くいかないのでは無く圧力計が引っ掛かっているだけかも知れないと考えメーターのカバーを外してエアーを吹き付けて清掃してみました。

結果は同じでした。

メーターが悪いのではなさそうです。














ダイヤフラムの動きが悪くなっているのでしょうか?

よくわかりませんが潤滑剤をスプレーしてみる事にしました。

古い機種で砂がダイアル機構部に噛み込んで注油で治った経験があるのです。





注油後、圧力調整ノブをグリグリ回してオイルを馴染ませます。






そして、余分なオイルを落とす為にパーツクリーナーで清掃します。









おっ!

圧力が上がった!!

オイルのせいか、たまたま治ったのか定かではありませんが良かった!

これで、快適に作業が出来そうです。



今迄、空気圧に関してあまり問題が無かったので各部観察してみましたが・・・・

メーカーのSMCのサイトに有るマニュアルを診るとダイヤフラムは分解清掃可能でした。

非分解指定の製品も多い中、なかなか良い事ですね。

分解点検の結果ですが、異常は見当たりませんでした。購入後さほど使っていないので当然です。

どうやらこのレギュレータでは容量不足のようですね。流量が多い時の圧力低下が激しいです。

細字の戒名を彫るのであれば必要十分ですが比較的大きな文字を彫る場合は旧機種かリプレースを考えた方が良いのかも知れません。

そんな仕事があるかどうかは神のみぞ知るです。




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