2017/04/25

ウルトラセブンな石がきました

なにやらイロイロ逼迫していますが全て自分が怠けているだけの和泉字彫店ですいつもお世話になります。



デザイン墓がきました。

石の名前を聞いたのですが忘れてしまいました。

マーブル模様とはちょっと違うけれどもマーブルっぽい。

今にもウルトラセブンのOPが始まりそうな模様ではないですか。





この石って・・・・

赤っぽいけど。

黒い所も結構有って。

黒石かなぁ・・・ 黒石だと時間が掛るから嫌だなぁ・・・・



などと、思いながらひっくり返してみました。

かなり重いです。




裏面です。

こっちは全体的には赤っぽい。

一部に黒の塊があります。






まぁ、とにかく彫ってみましょう。

仕事ですしね






ハイ、彫りました。


まぁ、さほど硬くもなく粘るわけでもなく。

特に癖もなく、見かけの禍々しさとは裏腹にやや硬めの普通の石でした。








法名碑はこんな感じです。

派手ですね。





赤っぽい石といえば。

いや、赤ではなく肌色に近いですが・・・・







播州御影もきました。

なんか暗くて写りが良くないですね。

本御影によく似ているので本御影のお墓の改修時に良く使われたりします。

産地も同じ兵庫県ですし。





では、次いってみましょう。






ええぇっと。

これは天山ですね。

九州は佐賀県が産地ですね。








ええっと・・・これも天山だと思いますが

安物カメラで撮影したので感じがちょっと変わってます。

天山は経年変化が少ないらしく、人気が出ているそうです。









これは福島ですね。

柔らかく、加工しやすいです。

ただ、サンドブラストでは粘る黒雲母が残って角のようになったりする事が多いので、その修正が手間になります。

当店の文字ではなく御得意様が用意された文字を彫りました。










これは福島とよく似た感じの中国614です。

福島よりも、ちょっと柔らかく、やや目が荒い感じでしょうか。









こちらも中国産の石で654ですね。

かなり黒っぽい石ですが、真っ黒ではありません。

同じ石種でも色の濃いものと淡い物とが有る様です。








はい。

こちらは庵治石の中目です。

庵治石と云っても中目、中細目、細目といろいろあります。

一般的に目が細かい方が高価になります。








こちらが、その細目になります。
石の上にPCで作成した原稿が載っていますが、書家の先生が書かれた文字をPCに取り込み、施主様の御要望通りに文字バランスを調整、再構築した為です。








画像でははっきりと映っていませんが庵治石では「斑(ふ)が浮く」ものが良いとされています。

「ふ」とは親指のはらで押したぐらいの大きさのボヤッとした斑模です。









こちらのお墓も庵治の細目のお墓です。

洋型のお墓でしたら人生訓などを彫られる方も多くいらっしゃいます。








文字は書家の先生が書かれたものです。

庵治石の細目といっても採掘業者によって特徴が有ります。
ですので、「○○の細目」と差別化されまして、当然価格も変わってきます。
これらの、細目のお墓ですが・・・

多分、お高いです・・・・・相当にお高いでしょう。




それでも


字彫り代は変わらないんですけどね!!



最近来た石たちでした。





墓石、記念碑、表札等の石材への文字彫刻に携わっています。
戒名等の出張彫り承ります。基本価格¥20,000~

和泉字彫店
高松市牟礼町牟礼3720-133
087-845-3871
090-2780-1671






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