面倒くさい事を後回しにして、常にのっぴきならない状況に陥る和泉字彫店ですいつもお世話になります。
はい、本日は現場作業用エンジンコンプレッサーのオイル交換を致します。
本来であれば使用開始後すぐにオイルを交換しなければならないのですが、面倒くさくてそのまま使っていたらオイルが黒ずみだす時期になってしまい慌てて交換に踏み切ったわけなのです。
まず古いオイルを抜き取りましょう。
受けの容器をセットしまして。
排出用のドレーンプラグを取り外します。
ドレーンプラグを外したら汚れたオイルが出てきます。
汚れているとは云っても真っ黒ではありません。
スラッジを取り除くためにゲージを取り外してブラシを入れてクランクケース底部をさらいます。
2段圧縮なのでVG100の高粘度なオイルです。
何とも言えないコシがあると言うか、如何にも油膜の厚そうなオイルです。
新品では金属粉が多く出ますので初回のオイル交換は通常よりも早期に交換します。
しかし、見た感じではあまり金属粉が混じっている様な感じはしませんでした。
マグネットでさらえると良かったかも知れません。
エンジンオイルならギラギラのラメが入った様に見えますね。でも最近の自動車用エンジンは加工精度が上がっているのでそうでも無いみたいです。
廃油を容器に移しました。
気泡の様に見えるのは底に溜まっていた水分なんじゃ無いかと思います。
もっと水分は多いのでは無いかと思いましたが意外に少なかったです。
オイルを抜き取ったクランクケース。
ゲージの所が真っ白で、まるで風呂上がりの様にすっきりしている。
入れるオイルはCO-100(VG100)のオイルです。
一般的なレシプロコンプレッサーにはCO-68(VG68)が使われるます。
一般売りではVG100のオイルはペール缶(20L)単位でしか売っていないみたいです。
20Lもオイルを買ってもしかたが無いので今回はメーカーの明治が販売している2L缶を使いました。 割高だけども仕方が無いです。
では、オイルを入れましょう。
粘性が結構あるので底に落ちるまで少し遅れが出ます。
急いで入れると上限を大幅に超えたりしますので、ゆっくりと入れるのが吉。
上限をちょっと超えた位置までオイルを入れました。
これは現場では水平をとる事が難しいのでちょっと多めに入れることで油面が偏っても潤滑不良が起きにくいだろうと考えているからです。
作業完了です。
お疲れ様でしたー。
墓石、記念碑、表札等の石材への文字彫刻に携わっています。
戒名等の出張彫り承ります。基本価格¥20,000~
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