2017/05/27

郊外の村墓地まで戒名の文字彫刻作業に

やっぱしblogを放置気味にするのは良くないので、頑張って書いてみる和泉字彫店です。いつもお世話になっています。

 さて、本日は2件の作業が有ります。


軽トラで40分近く走って高松市郊外の村墓地にまいりました。

庵治の細目のお墓ですね。

以前は10基ぐらいのお墓があったと思われますが現在は殆どが更地になって 数基のお墓を残すのみになっています。







用意したエアホースの長さが足りるか不安でしたので引いてみました。

軽トラからちょうど50mピッタリで危なかった。

正面の小屋がなんか気になるので作業後に見てみましょう。












水垢や汚れが相当に付いていますのでスクレパーで削ぎ落とします。








今回は戒名も彫りますが既に彫られている文字には戒名が彫られていません。

内容が異なりますが、文字の位置や大きさなど纏まりが良い様にレイアウトしています。












ゴムシートを貼り付けました。











サンドブラストの機器のセットアップ完了しました。


これより文字彫刻をします。













サンドブラスト完了しました。

しっかりと彫れています。










ゴムを剥がしまして文字彫刻作業完了です。


機材の片付け周囲の清掃をして撤収します。










あ、そうそう。

さっき気になっていた小屋をちょっと覗いてみましょうか。






小屋の方に入っていきますと。

綺麗に草刈りされたちょっとした広場になっていました。









奥の方に何かあります。





「火葬場」 でした。 三昧ともいいますね。

昭和三十九年改修となっています。その時に煉瓦とコンクリートブロックで作り直されてその後しばらくは使われていたのでしょう。

はっきりと分かる形で残っているものは少ないのでは無いでしょうか。














小屋の方を振り返るとお地蔵さんが有ります。












小屋の中には六地蔵尊。

ロウソクや線香などあたらしいです。

とても古いですが荒れた様子は無く、付近の方が手入れされているのでしょう。




外のお地蔵さんは・・・・。





身代弥勒菩薩 千載一遇となっています。

どういう意味なんでしょうか?

こちらの地蔵尊は比較的新しいようで台石の文字はサンドブラストの浮かし彫りです。














三界萬霊。

こちらの地蔵尊等は古そうです。

が、由良石か何かで作られているので傷みが早く、その為に古く見えるかも知れません







本日はもう一件作業が有りますので早々に次の現場に向かうのです。





墓石、記念碑、表札等の石材への文字彫刻に携わっています。
戒名等の出張彫り承ります。基本価格¥20,000~

和泉字彫店
高松市牟礼町牟礼3720-133
087-845-3871
090-2780-1671







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