今年もJAPN石あかりコンテストの時期が参りました。上位入賞者に贈る庵治石の表彰状の制作をするのです。
今回は使用する露光フィルムのメーカーを変えてみました。
以前から使っているメーカーのと比べると使い勝手は良くないのですが耐久力が高いらしいのです。
画像は毎回優秀な作品を出品する石あかりマイスターとも云うべき第一位となった島田清司氏の版下原稿を作成したものです。
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青色のフィルムに紫外線当てて露光させます。
露光フィルムは紫外線が当たると科学的特性が変化します。
写真の銀塩フィルムと同じく感光するのです
しかし、版下原稿の印刷されているところは紫外線が透過できずそのままの状態を維持します。
露光させた後にアルカリ性液で現像します。
紫外線に露光した箇所は現像液に耐えるのですが、そうで無いマスクされた箇所は現像液に溶けてしまいます。
こうして版下原稿の図柄が浮かび上がるのです。
作成した露光フィルムです。
白く見える所はフィルムが溶けて無くなっています。
そこに砂を吹き付ける事により石を彫る事ができます。
サンドブラストと言います。
彫る石版に接着剤を塗って露光フィルムを貼り付けます。
5枚の石板に露光フィルムを貼り付けています。
中央の石色合いの違う石板は既にサンドブラストを行っています。
金色の塗料で塗装します。
塗料の乾燥後に露光フィルムを剥がして完成します。
完成後は撮影し忘れてしまいました・・・・。
墓石、記念碑、表札等の石材への文字彫刻に携わっています。
戒名等の出張彫り承ります。
和泉字彫店
高松市牟礼町牟礼3720-133
087-845-3871
090-2780-1671
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