2014/11/15

来たるべき現場作業に向けて。

いつもお世話になっています。和泉字彫店でございます。
 

天気の良い日はコンプレッサーのオイル交換ですね。


前回の作業時にエンジンのオイルレベルが下限付近にさしかかってきており、もう何年もオイルを交換してい無い事に気付きました。
現代の車両用エンジンでは有り得ない程原始的ともいえる古い発動機なので跳ね上げ式のオイルサンプで有りオイルフィルターなど存在しません。
当然オイルパンにはスラッジが溜まりまくります。
なので頻繁に交換が必要になります。 なのに5年ぐらい無交換とは。
で、今回入れたのがこのオイル。BPの10W-50というおよそ発動機らしからぬ製品です。
自動車用に購入しましたが、もう10数年以上昔のものです。酸化も進んでいるかも知れませんがサイドバルブの発動機のエンジンなんぞどんなオイルでもいいだろうと結論づけ3L以上残っていますが使い切る所存でございます。







油で汚いですがドレーンボルトを緩めまして。




オイルを抜きます。

真っ黒いドロドロのオイルがスラッジと共に落ちてきます。




とりあえずこのぐらい抜き取りました。


オイルパンの中にはスラッジなんかがまだ残っていそうです。



そして先ほどのオイルを注入します。

量は適当です。エンジンの回転に支障が無ければいいです。

理由はスラッジと汚れたオイルが残っているはずなので今回はフラッシングの為に注入しただけなのです。







適当に注入したらこのぐらい入ってました。

こんなには必要が無いんですけどね。



で、エンジンを数分間回転させてフラッシングさせました。




そして、再度エンジンオイルを抜きます。
廃油と言うには色が薄いオイルが出てきます。フラッシングですのであたりまえですが。
が、部分的に真っ黒なスラッジが混じっております。

しかし、よく考えてたのですが跳ね上げ潤滑の場合はオイルラインが作られてないと思うので フラッシングオイルを入れた後、運転させる意味がほとんど無い様な気がしてきました。  

まぁいいか。


そしてもう一度オイルを入れ直します。

こんどは通常運転ですのでマックスラインまで入れました。



オイルを注入して溢れだしたところがちょうどMAXラインという何とも発動機的って言うかなんというか。

このルーズさですよ。

過酷な業務用はこうでなくては。



それからエアクリーナーを灯油で洗浄後、エンジンオイルと灯油の混合油で湿らせて装着。

プラグも問題なし。 ほどよく焼けている。




軽く清掃を致しまして仕事場のコンプレッサーをバックに。

コンプレッサーオイルもだいぶ劣化してきましたがまだレベルが上限付近にいますので頃合いを見て交換予定です。



あ、そうそう。

前回の現場作業の時に切れてしまった排気ファンの電池ボックス端子で断線をしていた配線をハンダ付して修理しました。

アルカリの単一電池を8個購入すると結構な金額になるので充電できるリチウムイオンとかバイク用の鉛蓄電池とかに変更したいと考えながらズルズルを数年間使っています。
が、それよりもボックスの方がかなり痛んできていますのでワタシのアタマを悩ませます。
落としてしまったりしたワタクシが悪いのですけど。



あした現場いきますですよ。




墓石、記念碑、表札等の石材への文字彫刻に携わっています。
戒名等の出張彫り承ります。基本価格¥20,000~

和泉字彫店
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